福岡のウェブ界隈のコミュニティで知らない人はいないであろう「我流さん(@Garyuten)」こと金内透さん。
近年では停滞する会議に悩むリーダーのための「会促」というサービスを開始し、さまざまなワークショップを取り入れたファシリテーションを事業のひとつとしておこなっている方です。
その、我流さんがファシリテートする!important 2019の基調パネルディスカッション「アクセシブルHTML」の聴きどころをお聴きしてきました。

今回のパネルディスカッションについて聴いてみました

じょーじじょーじ

お忙しい中お時間いただいてありがとうございます!早速なんですけど、我流さんがアクセシビリティの世界を知ったのはいつ頃なんですか?


我流さん我流さん

アクセシビリティという言葉ではないけど、大学時代に全盲の鍼灸師の方と知り合って、その方が(目が)見えていないのにパソコンに僕の名前を入力していて「こういう世界があるんだぁ!」というのが知ったキッカケですね。


じょーじじょーじ

そうなんですね!その経験は大きいですね。ウェブ制作を始めた頃からアクセシビリティに対して意識はされていましたか?


我流さん我流さん

そういう世界を知っていたので意識はしていましたが、実際に案件として導入したのは2002年に自治体サイトのリニューアルに携わってからですね。当時、自治体の担当者の方からIBM社の音声読み上げソフトの「ホームページリーダー」を渡されて、パソコンでの読み上げを確認しながらコーディングしたのが案件でアクセシビリティを取り入れたのが最初です。


じょーじじょーじ

2002年だと自治体のサイトはあったとしても、まだサイトを持ってるだけのところが多かった時代ですねぇ。そういう時代の中でどういった点に気をつけてコーディングされていましたか?


我流さん我流さん

当時はまだスマートフォンなどがなく、ほとんどの人がいわゆる「ガラケー(フィーチャーフォン)」の時代でした。ウェブサイトもFlash全盛期の時代です。自治体サイトとなると災害が起きた時にトップページの目立つ箇所に「災害情報」を掲載することがほとんどです。そのためガラケー(フィーチャーフォン)でも最低限の情報を取得できるようにテキストを駆使してコーディングしていました。また、当時はNintendo DSがインターネットにつなぐことができたので、Nintendo DSでもそういった災害情報を閲覧できるようにと考えてコーディングしていました。その頃から、コーダーとしての矜持として「伝える側の情報を、情報を受け取る側に100%伝える」というものを僕自身が持つようになりました。


じょーじじょーじ

「伝える側の情報を、情報を受け取る側に100%伝える」ですか。なかなかハードル高そうに感じますね。


我流さん我流さん

とはいえ、アクセシビリティは「0点よりも20点がいいし、60点の方がいい」という考えも持っていますよ(笑)今までアクセシビリティに対して何もやっていなかったとしたら、まずは10点を目指して徐々にそのスコアを伸ばしていけばいいかなと。まずは及第点をというところですかね。


じょーじじょーじ

なるほど!地道に一歩一歩進めていくという感じですね。最後に、今回のパネルディスカッションはファシリテーターとしてどのように場をまわしていこうと考えてますか?


我流さん我流さん

参加して欲しいなと思ってるのは「福岡や東京みたいな比較的人口が多い都市に行かないとアクセシビリティを勉強できない」とか「勉強会を開いても人が来ないのでは…」という不安を持ってる方に、ぜひアクセシビリティを勉強する仲間を作りに来て欲しいと思っています。それはもう職種関係なく仲間を作って欲しいです。パネルディスカッションは「全員参加型」を考えています!


じょーじじょーじ

「勉強仲間」「全員参加型」いいですね!僕も楽しみにしています!開催まであと1週間ほどですが、引き続きよろしくお願いします!ありがとうございました!

我流さんが出演する!important 2019のお申込みはこちらから!


写真:金内透さんの顔写真
金内透(かねうち・とおる)
通称:我流(がりゅう)(@Garyuten
合同会社CGFM
フロントエンドエンジニア&Webファシリテーター
1975年福岡生 九州芸術工科大学 芸術工学部 環境設計学科卒
UIデザイン、CMS構築やフロントエンドの実装を中心に自治体サイトから企業・大学サイト、業務系サイト等を多数制作
業界に入った当初からアクセシビリティに注力し、過去にWebアクセシビリティのイベントや勉強会の開催経験あり

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